若いなあ!
というのが第一印象。
樋口泰人に若気の至りと言われてるみたいだね。笑
なんだかゴダールの映画観てるみたいだった。(ゴダール作品全然観たことないけど)
色彩?雰囲気?
この作品がゴダール色一色だってのはよく言われる話みたい。
ベビーカーが転げ落ちるところは戦艦ポチョムキンで見た気がした。
一番衝撃受けたのは、今じゃみんなやるかも知んないけど、影の演出。あれは、痺れるし鳥肌立つし、かっこいいし、ずるい!!
分身ていう命題をそのまま画にしたらこうなるのかな。
鏡の使い方ものちのベルトルッチ作品を思わせるよねえ…この頃からここまで使いこなしてるなんてもう天才ですか。
赤と青が多用されていて、目で見て楽しい。
ラストエンペラー とか1900年とか撮っといて、これだけ演劇と映画における芝居についての造詣が深いところが本当に素晴らしいです。大好きです。
ベルトルッチ作品を遡りながら観てるんだけど、遡れば遡るほどキレッキレの演出が盛り沢山に詰め込まれてるなあ。羨ましいでごわ。
途中からどっちがどっちか分からなくなっちゃったんだんだけど、これはどうなのかしら?観た人の意見聞きたい。
ラスト、飛び降りようとするパートナー(分身)を「いいこと思いついたんだ!」て引き留めようとするの…
なんとか分身て形で境界線が引かれていたのに分身の要素に浸食され始めていたの、もうダメかもね、もう歯止め効かないかもね。
あれ、これ人格が2つに分裂する話か。