死刑囚がジャーナリストに、露見していない殺人事件を打ち明けた事から始まるストーリーで、実際の事件を元に作られてい
悪人を演じた、ピエール瀧・リリーフランキー共に素晴らしい演技ですね、怖いもの観たさを満たしてくれるリアリティを持ち合わせています。
女性編集長を演じた村岡さん、須藤の情婦を演じた松岡さん、どちらも正直知らない役者さんでしたが、どちらも素晴らしかった。
一点引っ掛かるのが藤井の家庭のシーン、ハッキリ言ってしまえば池脇千鶴絡みのシーン、全部いらなかったのでは?
他の女優陣と明らかに描き方のトーンが違い、必然性を感じなかったな・・
保険金詐欺と、藤井側の老人問題と対比させたかったのは解るんだけど。
有名な専業俳優使わなくても、エンドロールにJ-POP流さなくても、面白い映画は作れるってのがわかりました。