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マーガレットのILCのレビュー・感想・評価

マーガレット(2011年製作の映画)
1.0
人生ワースト入り。
2時間半、最初から最後までヒステリックなJKの生態を見せつけられる。
世の中にはこういう自己中でヤバい奴がいますって俯瞰してこの映画を撮ったのなら、それはある意味成功だけど(少なくとも俺は観ていてめちゃくちゃムカついた)、それを見せつけるために2時間半も掛かった事については無能としか言えない。
『マンチェスターバイザシー』は佳作だっただけに不思議だ。
しかしそうではなく、親と上手くいかず何かと反発的で機微な年頃のJK(まあ思春期は誰しもが経験する通過儀礼なのでしょうがないが議論の所とか観ていて恥ずかしかった)が「死」と向き合った事で初めて自分と向き合い成長していくまたはその苦悩を真面目に描いてこの出来ならそれは失笑の対象でしかない。
けれども最後らへんの運転手の家に押しかけてからの一連のやりとりが無茶苦茶過ぎてかなりの抱腹ものだったのでやはりこれは俯瞰して撮っているんだと俺の中で結論付けた。
あと「マーガレット、君が嘆くのは己のため」
と途中でこの映画自体が答えを出してるのもなんだかなという感じ。
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