和製スパイダーマンは池上遼一のものだから…
刑事の父とSM嬢の母から生まれた主人公色丞狂介は、使用済みのパンティを顔に被ると力が増大し、変態仮面となり町の平和を守るのだ!
週刊少年ジャンプ全盛期、子どもたちから大人気だった本作。
例に漏れず私も大好きで、原作はリアルタイムで全て読んでいるし、大人になってからも文庫で読み直している。
原作が原作だけに実写した勇気はすごい。
やりたいことはやった感じは伝わってよい。
アクの強い俳優を使うのはわかるんだけど、ムロツヨシと佐藤二朗がちょっと…
この2人は何をやってもムロツヨシと佐藤二朗なんだよな。そこがいいところでもあるんだけど、この作品には合ってないと思う。
主演の鈴木亮平と安田顕の熱演ぶりは素晴らしい。
なかなかここまでできないくらい、はっちゃけまくってる。クロスアウッ。
1つ不満があるのは、「それは私のおいなりさんだ」の使い方。
あれはやっぱり寿司屋でやってほしかった。
なんとしても使わないといけないパワーワードなのはわかるけど、使い方だよなぁ。