たまたまパンティーが必要だった正義のヒーローの話。
期待してなかったし、正直ダメな所も沢山あるのですが、思わず吹き出しちゃったりニヤニヤしちゃったり楽しめました。
役者さん達が素晴らしい！！
鈴木亮平さんの肉体美、安田顕さんの変質者っぷりは勿論、僕はこの映画で初めて引退されてしまった清水富美加さんを見たのですが、超可愛いですね。
引退が悔やまれると初めて思いました。
鈴木亮平さんも含めて幾ら変態を連呼した所で良くも悪くも善側が爽やかなんで気持ちイイです。
縄を投げたら急に亀甲縛りになってるとかカッコイイと思っちゃったし、安田顕扮する変態仮面が本当にただスカートをめくってくだけって馬鹿らしさとか、会話の節々も楽しめました。
何よりラストの「変態であれば強いなんてことはない。」って所がもう最高にツボでした。
今までの何だったの？！
ヒーローの二面性だったり、自分は本当にヒーロー(変態)なのかと悩んだり、ヒーロー故の葛藤とか、きちんと新世代のヒーロー感出してるなって所も好感が持てました。
最大にダメなところは、こんなに吹っ飛んだ映画なのにテンポが悪いっ！！
その癖、清水富美加さんが先生の術中にはまっていくなんて変態に惹かれる傾向(ヒロインもまた変態也。なんて展開のがすき。)に有るなんて説明できる場面を全然見せてくれなかったり
あと、何故かヒロインに正体がバレたのにも関わらず、自分は変態じゃないとか言い出して、好きな女の子の前では変態になれる、好きな女の子のパンティーだから戦えるみたい王道でロマンチックな所をもっとハッキリ見せて欲しかったなと思いました。
