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HK 変態仮面のipのレビュー・感想・評価

HK 変態仮面(2013年製作の映画)
4.0
鈴木亮平を指名してくれた日本一の変態仮面フリーク・小栗旬さんに感謝しかない。漫画でしか見たことのない変態仮面を映像にしたらまさにこれだ。間違いない。

ただ、大金玉男の名前の読み方ネタも出てこなかったし、登場人物のキャラが変態仮面の世界観とは違う。
母親は仕事と適正こそSM嬢だが息子を溺愛する普通のお母さんだし、愛子は財閥の娘で優等生のはず。ここまで原作を再現できるのだからクラッシュはやめてほしかったな。

鈴木亮平の変態仮面は全編にわたり完璧だったが、ストーリーも完璧だったのは最初の45分だけ。その後の60分は監督の作ったパラレルワールド。最後の合体ロボ爆発で退治なんてチープなのもいいとこ。
4人の刺客とニセ変態仮面が出てきた話は正直要らない。百歩譲って映画のために新しく作らないといけなかったとしても、あんど慶周の変態仮面の世界ではない。
悪党を成敗する結末に持っていきたかったなら片瀬那奈さんをあのキャラのままプードリアン役にすれば良かったのに。
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