タッくん弐

HK 変態仮面のタッくん弐のレビュー・感想・評価

HK 変態仮面(2013年製作の映画)
3.6
週刊少年ジャンプ読者であった小生にとっては今作の映画化こそ全く見逃せないもので御座居ました

当時のジャンプと云えば正に黄金期といった次第でしてドラゴンボールやDRAGON QUESTダイの大冒険、ろくでなしBLUESや幽✩遊✩白書など毎週月曜の発売日が待ちきれない程のおもころさであったのです

そんな鉄壁の連載陣に何故か文字通り裸一貫飛び込んできた作風

其れこそが今作でして幼気な少年だった吾輩は今作初見の際「遂に漫画界は行き着くところまで来た…!」とまるでアントニオ猪木・坂口征二組戦前の破壊王発言よろしく長く、ちょっとしたショック状態だった訳です

無論お母さんにお小遣いを貰って本屋でコミックス一巻を購入する際、ジャケから店員に訝しげな表情で対応されたりほぼエロ本扱いで枕元にコソーリ隠していたりと障害は多々

作者のあんど慶周氏に対し、なんてKidsに優しくねえ大人だと埼玉の片隅で嘆いたりもしたあの夜

今回劇場で公開するにあたり、以前『おっぱいバレー』と云う綾瀬はるかさん主演作がアルファベット頭文字「OPV一枚」とチケット売り場で申せば観客が恥ずかしくなく購入が可能な方式を採用した模様で「HKお願いします」と述べれば女性でもチケット購入がスムーズに

こんな情けない話があるだろうか

戦後日本に象徴される恥の文化の悪い側面が顕著に表れた例で或る

今後もしこのような機会に恵まれたならば堂々と述べるべきでありこのような井の中の蛙計画、社会の成熟度に多大な害を成す

これじゃとても今後サッカーW杯においてベスト8入り等不可能な事柄

ブラジルの女性は奔放かつ大胆、時に不敵と聞く

今作ヒロイン愛子ちゃんを演じたかつての清水富美加さんは幼すぎる印象だが矢張り小生も大日本人

ブラジル女性の下着を冠るよりも日本女性の奥ゆかしさを愛したい

話は大幅に逸れましたが兎に角映画化に尽力した小栗旬氏ノーベル賞

ときめきが消せやしない
いま、あなたに伝えたい
タッくん弐

タッくん弐