早紀

嘆きのピエタの早紀のレビュー・感想・評価

嘆きのピエタ(2012年製作の映画)
2.3
うーん、私はあまりハマらなかったな。途中で展開が読めてしまった。やっぱりなって感じで。キムギドク監督作品を観るのは初めてです。

天涯孤独、借金の取り立て屋として1人生きてきたガンドの元に突然母親だと名乗る女性が現れて、この女性と出会ったことで非情だった性格が変わっていく。孤独な息子とそんな彼を捨てた母親。この設定がいかにも韓国映画らしい。心を開くのが思ったよりも早かったのでガンドの変わりようにちょっと笑っちゃいましたw 私だったらもっと徹底的に疑うけどなー、彼女が母親である確固たる証拠も無いんだし。正直後半にかけて展開が少し荒いように感じました。(けど物語進んでいかないですけどね)でも韓国映画特有のきつさや生々しさは好み。

結末は何とも言えない…。あれ気付いた時どんな反応するんでしょうね、自分で気づく前に周りが気付きそうですが。警察にどうやって説明するんだろうとか現実的に考えちゃいました(^^;

☆96
早紀

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