ささ

ビフォア・ミッドナイトのささのレビュー・感想・評価

ビフォア・ミッドナイト(2013年製作の映画)
3.5
知性と下ネタのマッシュアップ系会話ロマンスムービーその3。

ジェシーとセリーヌ、そして
イーサンホークとジュリーデルピーの18年間を24h以内でブチ抜くことになってしまいました。

それなのにずっと観てきたように感じるのはなぜ?
新作のたびに状況が大きく変わっていて、その空白の時間の情報が明かされるたびに感じる気持ちが「そうだったんだ」というより「あぁそうだったよね」に近いのはなぜ?

これ脚本がイーサンホークとジュリーデルピーなのが驚き。なんだ?愛のスペシャリストか?
ユマサーマンと別れやがって(不当な非難)。

相変わらず練り歩きながらのダイアローグ。
変わらないなぁというか、
こう変わっていくんだろうなぁというイメージ通りに変わった二人。凄すぎないかこの不自然までの自然さ。

ただそれだけに喧嘩のシーンが生々しすぎてみていられなかった(=自然すぎて退屈、映画とは体験できないものを求めるという部分がありますな。その点でビフォアサンライズは素晴らしかった)ので、うーん。

三部作通して
若者と恋する者の
純粋性が消えていくさまがあまり克明に描かれていて恐れ入りました。


ちなみに個人的にこの作品で
満を持して晒されたセリーヌのおっぱいには意味があると思うのです。
今まで2作甘い酸っぱいはあれど夢物語でした。そして3作目も途中までは問題はあるけど幸せな家庭をもってバカンスにもこれるようなおじさんおばさんカップル。そう、おっぱいを出すまでは。
今までは服という名のベールに映っていた夢物語を見ていましたが、それが剥がされた瞬間、地肌、一気に現実モードに切り替わったのであります。
ここで完璧なまでにババアとして洗練されたジュリーデルピーのボディが大活躍ですね。

今までいろんな映画でたーーくさんのおっぱいが晒され、見てきましたが、構成上の意味を持つおっぱいに出会い、気がついたのは初めて。

ただのサービスシーンじゃないんだね。邪念を消してみよう。