ronji

ビフォア・ミッドナイトのronjiのレビュー・感想・評価

ビフォア・ミッドナイト(2013年製作の映画)
5.0
日の出は、出会ってすぐの初々しい恋。
日の入りでは、その愛が確信に変わる。

これ以上、何があるのか疑問だったが、今作のテーマは、酸いも甘いも知った2人の綺麗ごとだけではない真の愛といった感じでしょうか。

舞台は、休暇で訪れたギリシャ。
ロケーションは、3部作のうち1番!

前半、会話劇に変わりはないものの、様々な世代のカップル4組が宴をとおして女男について語り合う。馬鹿な男ども、女性たちがうまく舵取りする様子は見もの。
やはり、2人よりも4人、4人よりも6人と様々な考えの人間が集まることで会話の濃度は濃くなる。
愛の形は人それぞれだけど、全世代下ネタ大好きってことは共通なんだね。

後半、2人の口論が始まり、今までの不満、これからの生き方について語り合う?罵り合う。

当たり前だけど、長い時間を共にすれば、相手への不平不満は増えていく。でも、この不平不満の山を越えた先には、広くて美しい花畑があるはずだ。
カップルによって山の数、高さは様々だと思うけど、決して迂回してはいけないんだ。
2人で手を取り合って、考えて山頂を目指さなければならないんだ。

あの年齢で真夜中。
おじいちゃんとおばあちゃんになったら、
もう一度夜明けがくるのかな。

3部作ごちそうさまでした。