これまで、before〜と断続的な時間の積み重ねを生きてきた彼らが真夜中を経て再び日の出を迎える時、円環する時の流れを意識して、永遠性(うん10年の結婚生活、耐えられる?)や仮説的な未来(もし今日、今の私と出会ったら同じように声をかけねくれる?)を問うているのはすごく面白かった。3作品を通したテーマは恋愛ではなく時間だと思う。
答えのない問いについて永遠と話していられるのも、だんだんと荒ぶる声も、相手に分かってほしいからこそなんだよね。
ああいう喧嘩は頼まれてもしたくないけど、難しいことをこねくりまわしつつも、最終的にはユーモアとウィットで笑顔を生み出せるそんなパートナー関係が素敵です。