レオ

ワールド・ウォーZのレオのレビュー・感想・評価

ワールド・ウォーZ(2013年製作の映画)
3.8
何回も地上波放送ヌルーしてやっと観たんですが、私好みに面白いじゃないですか…!
面白いといっても、内容は覚えてないけどハラハラして興奮したー!というストーリーは揮発的で感覚的に楽しめた作品です。

どこが面白かったのかまとめてみる。

★ゾンビ
ゾンビと言えば足を引きずっているよね!という私のゾンビ概念を変えてくれました。
とにかく足が速い。(私より速い)
ヘリコプターにも飛び付く。(最早笑える)
歌を聴くと元気になる。
これ死んでなければ健康体じゃん、という矛盾を生んでくれました。
そもそもゾンビ映画より恐竜やサメのパニック映画が好きな私が楽しめたのでそちら寄りです。
でも小刻みに動く所はやっぱりゾンビでそんな不気味さに惹かれちゃうのも事実。
誰もいないのにドアにガンガン頭ぶつけてるの、気味悪いけど気になりますよね…。
アグレッシブなゾンビなのでアクションが多いのですが、ゾンビと1対1で対峙すると息が止まる緊張感と静けさがあり、動と静の切り分けで楽しめました。

★キャラクター
ブラピがカッコいいです。
(でも個人的には短髪の方が好き)
スペックが裏技チート並みに高いです。
こんなのがただのパパな訳ないだろ…タフだな、と本編で言われてますがタフどころじゃありません、ダイ・ハードです。
私の中で3大ハリウッドスターと言えば、トム・クルーズ、ブラピ、ディカプリオなんですが、中東が似合うのは圧倒的にブラピでして(異論は認める)今作ではエルサレムで魅力を引き立てております。
でも、他国に駐在してる兵士も、ブラピをフォローしてくれる女性兵士も、みんなみんな精神が強くてカッコいいんだぜ…!
でもイケ(てる)メン(タル)キャラクターMVP大賞はトーマスです。

★謎
そんな恐ろしいゾンビ達が福男のごとく大量に併走するのに、ある一定の人物を避ける!!え!?なんで!?
ここに人類が生き残る秘密があるのでは!?とこの時点では全く分からない謎にワクワクしちゃう。
またこれが、さぁこれがヒントだぜ!(ドーン!)と提示してくれるから受け取らずには入られない!
答えに関しては『ふーん、そうなんだね』とあっさり目でしたがこの『なんで?なんで!?』と引き込ませるのが魅力的。


力を入れて作っているのは分かるんですが、なんとなーくB級みがあるんですよね。(ゾンビの扱い方のせいかな?)
だから好きなのかも。
観た後なかなかの満足感でした。
調べたら続編やるのかー!と思いましたら『制作中止』の文字…どういうことですか?そういうことですか?
レオ

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