うんこれは酷いですね。期待は裏切られなかった。酷い映画を観たい気分だったので、その点では満足です。
まぁ世界観が超絶いい加減。そんでガッチャマンもギャラクターも(なんて秀逸なネーミングセンス!) スーツのデザインと造形が猛烈にダサいんス。プロップもそう。特撮ファンの方には申し訳ないけど、日本の特撮特有の垢抜けないセンスが全開で、テレビじゃいいかもしれないけど、これを映画として見せられるのはなかなか辛い。デザインも悪けりゃ質感も無いんだよな。
そんでまぁ映画製作が下手糞なのは仕方ないとしてもオリジナルの『ガッチャマン』に対して敬意も熱意も感じられないのが一番ダメ。なんで作ったの？こんなのに出なきゃならない役者も気の毒だよなぁ、と言う部分を差し引いても、剛力さんは魅力無かったな。彼女も声が苦手。松坂君のクールなケンは悪く無かったです。
往年のタツノコプロファンとしては悲しい限り。吉田竜夫が泣いてるぞ！
蛇足
そう言えばベルクカッツェなんてものも素晴らしいネーミングセンスだし、人造人間キャシャーンとか破裏拳ポリマーとか宇宙の騎士テッカマンとか全部凄いな…
