先日の「沈黙のパレード」を観てから
そう言えば、「真夏の方程式」のレビューを書いてないことに気付きました。
「容疑者Xの献身」に次ぐ2作目でとっても好きな作品です。
ある夏、湯川教授は、玻璃の海で出会った少年、恭平に科学の面白さを伝えることになる。二人が出会った叔母の経営する旅館で宿泊客が遺体で見つかる。
その遺体の男は16年前に起きた事件との因果関係を探しにきた刑事だった。
事故なのか、殺人かなのか。
湯川教授が気づいてしまった真相とは…
テーマは、冤罪、罪を背負って生きていく覚悟…
「容疑者Xの献身」もそうだったけど、とっても切ない…
切なすぎる。
大切な人を守るために罪を犯すというのは現実にはとても難しいし、肯定はできない。けれど、だからこそ悩み考えさせられて感情移入する物語として成立するのだろう。
湯川教授と恭平とのひと夏の経験や元刑事の死から真相にたどり着くまでの展開は見事。
最後の湯川教授の少年へのセリフが分かってるのにまた、泣かせれちゃいました😭
「真夏の方程式」は、
恭平少年ひとりで答えを出すのでは無くて、湯川教授も一緒になって、悩み続けるのだと…
恭平くん、今、どうしていますか?
あなたはひとりじゃないよ