2017/06/26
作りたいものが作れない、やりたいことがやれない、思うようにならないことって生きていて沢山あると思います。
自分自身ものを作る仕事をしていて、そう思うことが多々あります。
例え何かを作るようなことじゃなくても生きていれば、そんな気持ちになることはあるでしょう。
そんなどうしようもなく挫けそうになってもきっとこの映画だけは優しく応援してくれるのではないでしょうか。
自分がやりたかったこと、どうしてその道を選んだのか、せわしなく生きているととても大切だった最初の頃の気持ちを見失ってしまうものです。
そんなときは少し止まってみて、まるでこの映画のようにゆっくりと進んでみるのもいいのではないでしょうか。
きっと大切にしていたものを思い出せるはずです。
ラストの演出、真っ暗な闇のトンネルに進んでいく姿はまさに先の見えない人生そのもの。
それでも進まなくてはならないのですね。
この映画は私たちをそっと優しく、まさに母のように応援してくれる映画です。
いつか自分の思い描く理想を現実にできると勇気が湧いてきました。