ぬーたん

スター・トレック イントゥ・ダークネスのぬーたんのレビュー・感想・評価

3.9
新スタートレック2作目。
カーク率いるUSSエンタープライズ号は副艦長スポックを救出するために、規律違反を犯してしまい、責任を取らされることになる。
帰還した地球ではテロ事件が起こり、その対策会議の最中にテロの首謀者であるジョン・ハリソンが現れ…。

カーク役はイケメンのクリス・パイン。スポックはオカッパお似合いのザッカリー・クイントと前回と同じで、違和感ない。
ジョン役はベネディクト・カンバーバッチ。この人の登場は全部持って行かれるような存在感だ。何とも言えない無表情の中に悲哀とか冷酷さが表れている。ただの悪役でない異質な設定のキャラも、この人の手に掛かればしっくりと来るから不思議。善人も悪人も探偵もテロリストもどんと来いという俳優だ。
規律を守ろうとするスポック、その正反対のジョン、両者の間で揺れるカーク。
この3人に、M:Iシリーズでお馴染みのサイモン・ペグが今回もお茶目で和ませる。

オープニングの火山の爆発と救出劇から、ジョンとスポックの闘いまで、次々と展開していくのがとにかく楽しい。
円盤が縦に通るとかマンガチックなシーンも含めて、愛すべきシリーズだね。
ぬーたん

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