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スター・トレック イントゥ・ダークネスのyutaのレビュー・感想・評価

3.8
1作目を鑑賞したのが昨秋だったので、どうかなと心配していましたが、映画が始まると色々思い出して結果おおいに楽しめました。

相変わらず走りすぎず、ゆるめすぎない物語の展開のテンポは安定していて飽きませんでした。
各キャラも均等かつちゃんと活躍していて良かったと思います。

敵のベネディクトカンバーバッチ演じるジョンハリソンも存在感があって強烈なキャラクターがはまり役でした。ネタバレになる名前も嬉しい驚きでしたし、彼のバックボーンを語るシーンは感涙モノでした。(前作の敵が地味だったのもあり)
そして、個人的に一番良かった点はカークとスポックの考え方や生き方、価値観は正反対だけど土壇場での活躍や根底にある気持ちは同じである種合わせ鏡のような関係性は、過去のスタートレック作品の雰囲気も踏襲しつつリメイク版らしく昇華されていて素晴らしいなと思いました。

でも正直、一作目のレナードニモイ演じる初代スポックとの話など感動は前作の方がしましたが、SFらしい宇宙戦などのバトルやキャラクターの個性などは前作にも増してエンタメ要素全開で楽しめました。
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