tetsu0615

スター・トレック イントゥ・ダークネスのtetsu0615のネタバレレビュー・内容・結末

4.3

このレビューはネタバレを含みます

前作よりもアクション面等パワーアップしており面白かった!

前作のキャストはそのままに、ベネディクト・カンバーバッチ演じるジョンハリソンが強敵として立ちはだかるというストーリー

オープニングの惑星からの脱出及び噴火阻止、スポック救出のシークエンスは観客を惹きつけるオープニングであり、前作を見てない人間にも端的なキャラクター関係の紹介ともなっている

そこからジョンハリソン襲撃などアクション多めに展開

前作で登場したカークのメンター的存在のパイク提督の退場は残念だが(直前に死亡フラグ立てなくても…)物語を加速させるためには仕方ないか

ジョンハリソンの圧倒的な強さは遺憾なく発揮され、主人公たちエンタープライズを追い詰めていく…

サイモンペッグ演じるスコットが離脱したと見せかけて…後々活躍してくれるのもファンには嬉しいポイントか

船での攻防やカークやハリソンのバトルシーンなどアクション面が前作よりも増しており、その分サイモンペッグが発揮するコメディは少なめ
またスポックの恋愛要素はジャマしない程度にあるけど、もはや要らないかな
どちらかと言えば、カークとスポックの友情面にフォーカスされているのは高評価
後半のスポックが感情を露わにしていくのはスポックの変化を感じさせるし、救出し救出されるというオープニングへの意趣返しとも言える展開へとなだれ込むのも良い

…相変わらず転送が便利すぎるがこれこそスタートレックなのか?

カークも随分とアッサリと自らの復讐心とも言える即射殺みたいな感情をスルリと抑えたのもテンポは良いが…

あとは…信頼すべき提督の裏側の真実を知ってしまったカークや船員たちの葛藤などはアッサリと(相手が白状するのがあっという間なので)しているのでそこは良くもあり、悪くもあるか
(この辺で連邦への疑心暗鬼みたいなのが生じてひと悶着あるとそれはそれでドラマが別方向に展開するがそれはそれで長くなるし…)

提督の娘も特段活躍せずに終わってしまった印象
(憎んでいても父親を殺された怨みからハリソンを殺そうとする…みたいな展開があっても良かった?やり過ぎか…)

とにかく前作よりもパワーアップしたアクションを楽しめるSFアドベンチャー作品


オマケ
ジョンハリソンの登場時「私なら救えるぞ」みたいな事を言ったときに(ストレンジ!?←違う)と思ったのはナイショ笑
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