このレビューはネタバレを含みます
<ザックリ評価>
日本人に欠如した力学的リアリティを搭載した対怪獣ロボット映画。
<魅力>
・戦闘シーンのリアリティ
・絶望感
<不満>
・映像も話も暗い
・設定がめんどくさい
・怪獣がグロい
・訓練シーンとか人間ドラマが長い
・脇役イェーガーが期待はずれ
<詳しい感想>
当時としては規格外のスケールのバトル映画だが、映像演出を暗さで誤魔化されていた印象。とはいえ、デルトロ監督の演出テイストそのものが暗いので雰囲気としては調和していたし、エンタメ映画としての魅力は犠牲になるものの、好みの合う層には堪らない作品だろう。残念ながらその系譜は次作で早くも絶たれてしまった感はあるが。