ももさく

くちづけのももさくのレビュー・感想・評価

くちづけ(2013年製作の映画)
3.5
知的障害者が集まるグループホーム「ひまわり荘」にてクリスマスをする...と言うよりマコちゃんの誕生日会をしようとしていた。うーやんがグッバイマイラブを歌う、写真をパシャパシャとる仙波さん、クリスマスツリーを工場から盗んできた頼さん、島ちん。そんな始まり方で過去を振り返る。

阿波野マコ(貫地谷しほり)パン工場で働いている。30歳になっても7歳の子供のままで父親の事が大好き。過去のトラウマから男の人が苦手だがうーやんにだけ心を開く。

阿波野幸助(竹中直人)ペンネームは愛情いっぽん。人気漫画家であったが休業して30年。ひまわり荘で住み込みで働くようになる。妻をを亡くしている。

うーやん(宅間孝行)缶を潰す仕事をしている。前髪をフッとするのが癖。ともちゃんの事になると発作?が起こる。

宇都宮智子(田畑智子)うーやんの妹。毎週土曜日にひまわり荘に来る。

国村はるか(橋本愛)国村夫妻の娘。小学校入る前からみんなと暮らしているてみんなの事が大好き。

国村真理子(麻生祐未)国村先生の妻。ひまわり荘のみんなのママ。

国村先生(平田満)ひまわり荘の主人で医者。

袴田さん(岡本麗)ひまわり荘のスタッフ。いっぽんをスッポンポンと呼ぶ。昼間から酒飲み。

仙波さん(嶋田久作)写真を撮るのが趣味。

島ちん(谷川功)下ネタが大好き。障害者年金を親が払ってくれない事により...。

頼さん(屋良学)背が高くのほほんとしている。ナウシカが好き。

南(尾畑美依奈)はるかのクラスメイトでデブのギャル。知的障害者を差別する発言ではるかにキレられる。

夏目(伊藤高史)いっぽんにまた「長万部くん」のような漫画を描いて欲しいと願う編集者。

他出演者 宮根誠司、万田祐介。

本当に馬鹿な人間ってのは何なのか?って思えた。知的障害者だから馬鹿?健常者だから頭いい?何か違う気がしたけど現実はずっと厳しい。

知的障害者でも自立出来て、親が先にいなくなったとしても安心して暮らしていけるような世界になればいいのにとつくづく思った。

今の世の中、障害がなくたってそれぞれ色んな事があってお金も支えも必要で死ぬまで安定した暮らしができるか不安だったりするからこそ余計に大変さが伝わってくる。

内容が重いし悲しくなる。見てて辛くてどうにもならん。感動した!なんて言えない。けど心に残る映画ではあるし見るべき内容だと思った。

演技がいいとか悪いとかってのが目に入らないくらい内容が焼付く。

結婚式、漫画、スライドショー、それぞれの想いが伝わってきた。

監督はスペックやトリックでも有名な堤幸彦。脚本は俳優もしている宅間孝行。