らんらん

くちづけのらんらんのレビュー・感想・評価

くちづけ(2013年製作の映画)
3.5
知的障害者が暮らすグループホームに娘(貫地谷しおり)を預け、自らも住み込みで働く父親(竹中直人)を中心としたドラマ

病気で余命いくばくもないと知り、残される娘のことを考える、障害のこともあり1人では生きていけない、ホームレスや犯罪者には知的障害者が多いという、そんな風にはさせたくない、でも、、、

知的障害者を扱うというなかなかデリケートな問題を描いています、個人的にはそんなに気にかかるシーンもなく普通に好演かと

ただ他意はなくても色々と炎上しやすい現代からだとよくぞ踏み切ったと、一石投じる意味はあったと思う
これって例えば老老介護とかその他のことでも言えるわけで、自分にもしものことがあったら残されたものはどうなるのっていう

何がベストなのか、仕方ないで済ますのか、色々考えさせられることですね
でもこれを見た機会にその現実、状況とか興味を持ってくれたりだとか支援をしてくれたりだとかもないとも言えないわけで、意義はあると思う

この映画でグッバイマイラブの歌を知りました、いい歌ですね、とても印象的
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