蔵なもし

共喰いの蔵なもしのレビュー・感想・評価

共喰い(2013年製作の映画)
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芥川賞作家田中大先生ありきの作品のように思えました。
芥川賞受賞作品は純文学を基準としていますので、やはり文章力が違います。読んでいて言葉が迫ってくる感覚を覚えるほどです。
しかし、元々、映画にナレーションは必要ないと思う方なので、そのパワーの強い言葉を朗読されるのは、もはや不快でした。

幼少期に虐待を受けた人が成長し、いつか自分も子供に同じことをするのではと苦悩すると聞いたことがありますが、いつか自分も親父と同じように、○ックスしてる最中に相手の女性を殴ってしまうのでは。
はぁ?知らんがな!そんなん自制せえーよ!

とはいえ、演者たちは素晴らしく見事に映像化してくれていたと思います。もはや、映画の批判ではなく、作品自体の文句ですね。
てゆーか、我が家は勤勉を美徳としているので、文豪然として働かないとか許せないんだよね!嫌いです!