父親が性行為中に女性を殴る性癖があり、その事を母親から何度も聞いてきた主人公も思春期になり彼女ができるが、ある日自分も父親のように彼女に暴力をふるってしまう。というような物語。
相手が許したとか関係…
下関出身の芥川賞作家である田中慎弥の作品を、僕の大好きな監督青山真治が映画化。舞台は下関。
人間が誰しも潜在的に持っているであろう「狂」の部分が描かれている。
田舎特有の閉塞感がしつこいくらいに表現…
原作者の田中慎弥さんが「暴力と性を描かないでドラマチックなものが小説として完成度が高いと思う。自分はそれが出来ない。物語上必要だから暴力と性を描いているだけで、暴力と性そのものを描きたい訳ではない」…
>>続きを読む集英社 ・2013『共喰い』製作委員会