クリーム

サイの季節のクリームのレビュー・感想・評価

サイの季節(2012年製作の映画)
3.8
⚽日本代表、お疲れ様でした。負けてしまったけど、素晴らしい試合を観る事が出来て良かったです。夢を見せてくれてありがとうございました。

実在のイラン人詩人、サデッグ·キャマンガールの実体験をもとに描かれたヒューマンドラマ。モニカ·ベルッチの爆弾ボディがお披露目されていますが、あれは…。興味深かったです。内容は、ヒューマンドラマでありながらも詩的で幻想的でもあります。アート作品な一面もある。音楽もエキゾチックで雰囲気の良い映画でした。
1979年、イラン·イスラム革命時、詩人サヘルはある男の企みによって「神を冒涜する詩を書いた罪」で不当に逮捕されます。30年後、釈放された彼は、生き別れとなった妻ミナを捜し始める。しかし、政府の嘘によってサヘルはすでに死んだことにされていた。




ネタバレ↓




イラン革命の中、サヘル夫婦を陥れたのは、運転手アクバル。アクバルは、妻ミナに横恋慕していた。こいつが、中々のクソ変態野郎で、こっそり彼女の口紅を舐めたり、かなりキモい。しかも図々しくミナに告白までして、ミナの父親の部下らにボコられる。が、 革命の中、新体制側に回り、サヘルを陥れ、サヘルは30年の刑になる。 ミナも共謀罪で10年の刑。 夫婦は刑務所内で、1度だけ手錠をし、頭巾を被ったまま愛し合う事が許されたが、それをアクバルが無理矢理サヘルと入れ替わりをミナを犯す。夫婦に許可って…、あり得ないと思うけど…。
30年後、釈放されミナを探すサヘル。ミナはトルコで、刑務所で出産した双子と共にアクバルが夫となり暮らしていた。 また、ミナは彫り師となり、サヘルの詩をタトゥーとして彫っていた。そして、 ミナの娘と知らずに出会った売春婦の女と関係してしまったサヘル。サヘルは自分の背中にタトゥーを入れたいと娘を通してミナを呼んで貰い、タトゥーを入れて貰うのだが、ミナは気付かず、サヘルも何も言わない。
ラストは、サヘルがアクバルを車に乗せ、海に沈む。 その後、車で走り、サイにぶつかる。何?ムズいよ。この辺は、現実なのか幻想なのか良く解らない。幻想っぽいけど…。結局、失われた日々は、何をしても戻らない。時代に翻弄され虚しい生活を続ける2人。それでも生きて行く虚しさ。せつない映画でした。モヤッとするけど世界観が嫌いじゃない作品でした。

劇中に亀、猫、馬等が出て来て謎なのだが、監督の 「亀も空を飛ぶ」 「ペルシャ猫を誰も知らない」 「酔っぱらった馬の時間」 という題名の映画から来ているらしいです。にしても亀は、空から降って来ます。謎過ぎる。動物のシーンはどれも幻想なのだろう。


⚽杯
🇯🇵🇭🇷1-1(1PK3)
凄い試合でした。奇跡ではなく、実力で上がって来た事が証明される様な試合だったと思います。遠藤選手の体当たり良かったです。得点した前田、途中出場の三笘、モドリッチのゴールを止めた権田のスーパーセーブ、どの選手も最高の出来だったと思います。4年後、期待したいと思います。🇭🇷は、モドリッチが心配な程疲労してました。が、次は🇯🇵の分も頑張って欲しいです。
🇧🇷🇰🇷4-1
🇧🇷やりたい放題でした。ネイマールだけじゃない、何処からシュートが来るか解らない怖さ。🇪🇸がこの山を嫌がったのは納得です。
クリーム

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