先日、興味深いデータが発表された。
カナダでは、尊厳死(安楽死)が合法化されると年々その件数は増加の一途を辿る一方で、自殺件数は合法化以前も以後も大した変化は見られなかった。それはすなわち、尊厳死(安楽死)と自殺は全くの別物。それに関係なく自殺する人は自殺するということである。
本編では、宗教を理由に尊厳死を否定ないし拒絶する人物を登場させるが、しかし宗教は自殺を禁止しているのであるから、その言説は見当違いではないか?と考えていたらいつの間にか終わってた。
この無宗教あるいは多宗教日本で、私がいつの間にか亡くなるまでに、合法化の議論がいつの間にか終わっていることを切に願う。