バカンスのために訪れスマトラ島地震の被害に遭った家族のお話。実話ベース。
これから間も無く地震がやってくるとわかっているので、飛行機の中やホテル到着後も、すぐにやってくる災害にそわそわしながら見た。
ナオミ・ワッツの派手すぎず地味な知的な美人顔が良い。役によって変わる、と言う表現の方が適切かな？
逃げる間も無く押し寄せる茶色の壁のような津波に飲み込まれるさまが恐ろしくて顔を顰めずに入られなかった。あの中で、家族を見つけられることが奇跡だと思ったし、痛そうなナオミ演じるマリアの傷に目を背けてしまう。
息子たちが賢いわ可愛いわ。ユアン・マクレガーとナオミ・ワッツの夫婦って絵的しっくりくる。異国の地でオペ２回とかありえない。怖い。怖すぎる。うなされる。
津波に飲まれる様子を、序盤と後半で描かれるが後半のそれが、これまた痛そうだし苦しそうだし必死なのが伝わりしんどい。
子どもたちのかわいさに救われて、最後まで希望を持って見られた気がする。
