にゃんにゃん

インポッシブルのにゃんにゃんのレビュー・感想・評価

インポッシブル(2012年製作の映画)
3.5
「ジュラシック・ワールド 炎の王国」の監督と言うことで観賞。

本件とは関係ないが、炎の王国というタイトルをつけた配給会社のセンスを疑う。ダサすぎるだろ。(あくまでも個人的な感想です)

普通に訳さないで「ジュラシック・ワールド/フォールン・キングダム」で良かったんじゃないのか?まさか、分かりにくいからって炎の王国に訳したの?

てか、なんで古代王者恐竜キングの映画版みたいなサブタイトルつけた?「映画 古代王者恐竜キング 炎の王国」いや、恐竜キングだとめちゃくちゃしっくり来るじゃねぇか。

まぁ、タイトル「しんかんせん」っていうダジャレにして観客油断させといて超面白かった映画もあるしな。。。

思うところがあったので、書かせて頂きました。ファンの多い超大作なのでタイトルはカッコいい方が良いんじゃないの?と思ったものですから。

さて、話が脱線しました。もはや脱線事故です。本題に戻ります。

この映画、クリスマス休暇で旅行に来ていた家族がスマトラ沖地震による津波に巻き込まれます。実話だそうです。「ディザスタームービーだ!わーい!」という感覚で見ようとしている方はお控え下さい。そういう軽い気持ちで見るものではないです。大人しくエメリッヒさんの映画でも見てた方が良いです。

楽しい休暇から一転、津波により全てが終わります。

この津波のシーンが本当に恐ろしい。

恐怖を覚えるほど生々しいです。

流されていくシーンは本当に痛々しいです。

津波が終わってからのシーンも本当に過酷。痛々しすぎて目を背けてしまいます。

一切の情報が遮断され。あの人は無事なのか、あの人はもう死んでしまった、あの人はきっと生きてる、様々な不安や希望、推測が飛び交います。

そして、こんなときだからこそ人種関係なく人々は助け合わなくてはいけない。この作品からはそう強く思わせてくれます。

後世に語り継ぐべき映画だと思います。

海外のことだから、違う地方だから、隣の県だから、違う地域だから、といって他人事になってはいけません。