スマトラ沖地震の津波に巻き込まれた家族の実話。
津波シーンのリアリティには驚いた。ただ迫力があるだけではなく、恐怖や痛みがひしひしと伝わってくる映像。波に流されていく間に様々なモノにぶつかってケガをしたりと、なかなか映像作品では描かれない津波の怖さが描かれていた。
ナオミ・ワッツと子役時代のトム・ホランドの演技もすごかった。ふたりの芯の強さが印象的。痛いシーンの演技もリアルで見ていて少しつらいくらい。被害者の方の中ではこの家族は運がいい方だろうけど、やはり最後の再開シーンでは涙。
スマトラ沖地震のこと、津波の恐ろしさを知ることができるという意味でも多くの人に見てもらいたい作品。