スマトラ沖地震の津波被害にあった家族の体験談を元に作られた実話。
とてもリアルな映画でした。
津波の恐ろしさを感じました。
自然災害に直面した時に人はどう行動するのか?
自分自身も被災者という立場で他の誰かを救うことはできるのか?
想像を絶するような苦境の中で人が見せる優しさに心打たれました。
そして家族の強い絆を感じ何度も涙しました。
ただ、助かって再会できる家族もいれば、助からなかった人達も数多くいるという現実。
助かった人達、残された人達は何を思うのか。
ただ助かってよかったと純粋に喜べれば楽なのかもしれないがきっと違うだろうと思います。
いつ起こるか分からないのが自然災害。
だからいつ自分が被災者の立場になるのか分からないということ。
日々の生活を大切にするとともに備えられることは備えたいなと思います。
辛い経験を映画にして世の中へ伝えてくれた方々へ感謝します。