ビゴ

インポッシブルのビゴのレビュー・感想・評価

インポッシブル(2012年製作の映画)
3.8
スマトラ沖地震の津波被害に被災した、ひとつの家族の実体験を基に造られた作品。
もう16年も前なんだね。
この後に311を体験した日本は、この被災を見て感じられる所は色々あるかもしれない。
やっぱり観てて当時を思い出すことが多かった。
映画としては家族に焦点を絞ってあるだけに小さく収まってしなっている気もするけど、純粋に被災の辛さ、絆、怖さ、不安を感じられる作品だった。映像もかなりショッキングです。
伝えたいことを感動よりに置いているので教訓ものではなかったかな。
本当はもっと凄惨だよね…

~余談~
私は津波被災こそしなかったけど、当時連続72時間都心のライフラインの復旧に暗躍してました。
家族の安否がわからない、会えない不安は痛いほどわかります。
同僚の家族の訃報や、故郷を失くした話もリアルタイムで聞いたりした。
被災があり家族の大事さをより知りました。
明日来るかも知れないこと。
できることを家族で考える事が今でも出来る最大の予防線だと思います。
ビゴ

ビゴ