ポスターで明るくて楽しい煌びやかな青春映画と勘違いした人は多いと思う。でもこれが犯罪色の濃すぎる不思議な映画で混乱しました。
スプリングブレイクなんてしたくない。みんな楽しそうにやってるのに切ない気持ちになるというか。多分、この瞬間はこの時、この場所でしか味わえないという刹那的なものだからかもしれない。そしてこの後悪いことが起きる予感しかしないから。
エイリアンと双子のヤバい奴ら感で緊張感が張りつめたけど少女たちがもっとヤバいというか上だったというか。主従関係が逆転する場面とか目が離せなかったです。
普通の青春映画であれば主人公たちは何かしら教訓めいたことを受け取ると思うけどこの映画はいくとこまでいって何もない。クリフ・マルティネスの音楽が幻想的なムードを掻き立てる。あとネオンカラーが目立ってそれもファンタジー感に一役買ってる。
オープニングのスクリレックスはテンション上がるしビキニのおねーちゃんは見れるし、バキバキの映像ばかりなので言うことなしです。