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ぼっちゃんのこのネタバレレビュー・内容・結末

ぼっちゃん(2012年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

題材が題材なだけにどこまで狙っていたのかわからないが、結構笑えるところもあって、それでより惹きつけられた
陰鬱な笑いがさらに空気を重くさせる

実際のあの事件を基にしているにしても、どんな風に描いても正当化できるものではないし、きっとこの映画にとって大事なのはそこではなくて、ただただ、こういう息苦しい社会とか、もがいている人間とか、愛とか、その痛みは苦しいほど伝わった
後半にかけての胸糞の悪さは耐えかねたが、、、それすらもこの世の中のどこかに存在してしまうからこうして描かれて、こうして突きつけられるんだろう
最後の叫びが痛すぎる


人だから
愛したってよくて、好きになってよくて、
普通の幸せ、
田中とゆりのホテルのとこで泣いた、


田中と梶だったのが、黒岩と梶になって、
やっぱり人間には愛が必要だって
田中とゆりは幸せになってほしい、
でも、黒岩も、梶も、幸せになる権利はあるのに、痛過ぎる
こ