ささみ

ディスコード -DISCORD-のささみのレビュー・感想・評価

ディスコード -DISCORD-(2012年製作の映画)
4.0
期待しないで観たからか思いの外面白かった。

【ストーリー】
アニーは姉のニコールから母親の葬式に参列するよう連絡を受ける。母ジュディとは絶縁状態だったことから拒絶するが、渋々ながら生家を訪れる事に。しかし遺品整理をしていたはずの姉の姿はなく、家では怪奇現象に見舞われる──。

【good】
・古典的なホラー要素
家中の電気が点滅したり、勝手に物が落ちたり、写真に何か写ったり等といった古典的な心霊現象は現実にも有り得るから、下手に貞子とかみたいな変な化け物が出るよりも恐怖感を煽られる。

・秘密
物語が進むにつれ重大な秘密が明らかとなる。うまく心霊要素と織り交ぜられていて面白かった。

・隠し部屋
海外ホラーではありがちだけど、隠し部屋がある家は大体ろくな事がない…間取りの確認大事。

・覗き穴
覗き穴の視界の先には…。

【bad】
・人物設定
各登場人物についての掘り下げが薄く、どういった人物なのかを会話から出てくるワードで読み取るしかなく、イメージをし辛かった。ここをもうちょい作り込んで表現すればより面白くなったのかなと。

【所感】
個人的には当たり作品。興味のある方は一見の価値ありかと。

22#70
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