プリンス

ログ・リバーのプリンスのレビュー・感想・評価

ログ・リバー(2012年製作の映画)
2.8
つい昨日の事です。歯医者で古い銀歯を抜かれた訳です。先生が力任せに銀歯を引っ張りながら、「頭付いてきちゃったら、外れませんから!」とわたくしに声を荒げる訳ですよ。こんな歯医者あります?意地の張り合いで、どっちが引いてんだか。頭固定しといてくれないと無理でしょーに!終わってから「今日はガイコツ脱げそうでしたわー」と言ってやりましたら、無表情で「大丈夫ですよ」と。どうなっておりますか、このユーモアの無さ。ここで脱げてたまるかってーの!現在ロキソニンは肩コリの方に効いております。プリンスです。

さてそんな事より、この伝統的なジャケット。中身を確認せねばなりません。

今回は「ログ・リバー」
レビュー致します。
今回のヒロインはマラ。
は?マラ??そんな名前あります?あまり良くないので、日本ではマーラと呼びましょう。どうもオープニングから、アンニュイなマーラ。このジャケットのデカイ背中からは想像つきませんが、鼻にクセのある美女であります。訳アリ顔で一人、あるキャンプ場の河原に行く訳であります。おもむろに、いきなりの散骨をしようとしたその時、地主ヅラのオッサン登場。散骨は許可が必要だし、今日は良く考えたほうがいいと、包容力丸出しの聞き上手。どうやら、マーラの父親の骨らしい。身の上話をひとしきりした上で、散骨を諦めまして駐車場に戻ると車が無い。ははー、私も良くあります。サイドブレーキ掛け忘れて、坂下ってたんでしょう。困っておりますと、ジジイが乗せてってくれるとの事。更に流れで晩御飯食ってけと、ジジイ宅にデカイしゃもじ持ってお邪魔する羽目になる訳であります。
この、マーラ、まだわからんか。良く見て下さい。この親切丸出しのジジイ。ビル・モーズリーですよ。
いけにえ2やマーダーライドで散々やってた顔でしょーに!
さて、ジジイ夫妻との楽しい晩御飯の後、様子がおかしくなります。ドサクサ紛れにババアが割れた皿をマーラにグイーっと。手のひらパックリいって、救急箱から針と糸!縫うってか!
その後もキッチンでの睨み合い。時間一杯からのババアの立ちションに、ババアのヅラ食わせ等のアトラクションあり。なんだ、この家は!と、部屋に戻って横になりますと、人の気配が。
何とベッドサイドに白ブリーフ一丁で立ちはだかるジジイ!立ってるだけだ。何も悪いことしておらん。この見事な着こなしは、それなりの人生経験あってこそ。
そしてこのマーラ、鼻の形が気になる上にタダ飯喰らい。夜中までギャーギャー煩いもんだから、しかと頭固定されましてハイ、口開いて下さーいと、熱湯やかんでおだまりであります。
そして良く良く聞いてみりゃこのジジイとババア、、何と、、、、
夫婦ではなく、兄妹だとか!!!
それがどうした!
その後、救出に来たお巡りとマーラの兄もあっさりお招き。
そして取って付け感も甚だしく、子供が欲しいと宣うジジイとババア。
マーラに簡易的なウェディングドレスを着せて、顔を隠された瀕死の兄との強制初夜!強制仲人付き。事が済んで顔めくって、はいドッキリ!
あんちゃんじゃねーのよ!!(泣)
ジジイもババアも、そこは知らなかったからね。なんかゴメン、、、

いくらなんでも、やり過ぎだろ!と、マーラの反撃が始まる訳でありますが、、

まずはババア。勝新、富三郎もビックリ。ウォウリャー!!と、父さんの遺骨をすりきり一杯喰らわせて窒息させるとゆう、誰のバチが誰に当たっているのか!
甲も乙も記入出来ない、ややこしさ!

瀕死の兄を連れて遂に脱走するマーラ。何故か別々に逃げようと、自殺行為な案をぶちまける兄。
確かにこれは気まずい。妹と距離を置きたくなる気持ちはワカル!

呑気に釣りから帰ってきたチョップトップが、遺骨を食って死んでる妹を発見!そりゃ怒りますって。ショットガン持ち出して追跡。

結果的に、やはり兄さん退場。
マーラは自殺しようと、銃をこめかみに当てて……と、思いきや。
オーーイ!このビッチー!ブスブス〜〜!と、現れたジジイの罵声がどうにもこうにもムカつく訳で、、、

ま、その後も想定内に色々ありまして、最終的にわたくし個人的に今流行りのタイムループ。ボーッと他の事を考えておりました隙に散骨されて終演しておりました。

ストーリー・・1点
白ブリ・・5点
ババアの小便・・5点
おっぱい・・無し

計2.8点

いつも通り、おもしろくも何ともありません。
いい映画は沢山御座います。
他を観た方が良いでしょう。

でわまた!
プリンス

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