このレビューはネタバレを含みます
こっくりさんと人間の夢の共闘
またもこの監督の大好物であるいじめを重点的に描き、いじめでおかしくなった女子高生が禁忌であるこっくりさんをして狐に取りつかれて顔が怖くなる。そして低級霊とバカにされるのが嫌だというこっくりさんがひきこさんを倒して名を上げようというよくわからん理由でひきこさんを復活させて戦おうと目論む。
いや、正直前半は普通に見れましたよ。前半は。
そのあと急加速で忘れていた糞さを取り戻すかのように急降下する監督の使命感のような展開。いつも思うけど対決のシーンがなんかさらっとしてるんだよね、この監督は女子高生のいじめフェチなのかな？1作目はひきこさんの誕生でいじめを描くのはまぁ必要だったけど(過剰だが)、今回に至ってはいらんし、やるにしてもさらっとでいいんじゃないかな。また肝心のＶＳシーンよりもいじめに力を入れる謎映画でしたよ。
オチ的に今回の敵のこっくりさんは、結局ひきこさんに息子殺された怨念のせいで生まれたのかな？
