きんきん

夏の終りのきんきんのレビュー・感想・評価

夏の終り(2012年製作の映画)
2.2
瀬戸内寂聴の私小説というのは知っていたのでもっとエグいのかと思いきや…
心情は理解できたけど全体的なストーリーがスッと入ってこなかった
映像はとても好きだったけど

ご本人の逸話が有名であるため、故郷から出奔の件はアッサリに感じた
2人の男の間で揺れ動くとはあるが、涼太はきっかけで今では慎吾を嫉妬にかき立てるための駒でしかない感じ
説明的なセリフも無いし時間軸が行ったり来たりするので途中混乱する
小田原で心中を求められるけどその前のボロい靴を見た気持ちはどうだったのか
自立して情欲に縛られない生活になったようだが、ラストまた小田原で待ち合わせの様子なのはまた時間軸がズレてるの?それとも懲りずにまた先生との逢瀬だったの?
原作読んで補完すべきだな
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