マイアミを拠点に活動するダンスチーム「ザ・モブ」は、自分たちが育ったスラム地区を再開発を目論む実業家から守るため立ち向かう―
町中のあらゆる所で半ゲリラ的にフラッシュモブを仕掛けて、動画をネットにアップする設定は2012年当時の世相も反映されてる。
ダンスがシリーズを重ねるごとにスケールアップしていくのを見るのは楽しい。主演の二人のカップルはセクシーなダンスがいいね。
役所での黒スーツの整列ダンスも良かったし、美術館でのパフォーマンスなんてひとつのインスタレーションとして完成度はアートの域。ラストのコンテナが積まれた所でのダンスシーンはE-girlsのMV見てるみたい。
「ダンスが世界を変える」は良いコンセプトだけど、公共施設でのゲリラ活動は見方によれば反社会的行為に近いので、お上に抗議する内容にいまいち共感しづらい。
恋愛も青春映画だからいるんだろうけど、今回は取って付けた感。
規模は今回の方が上だけど、熱量なら3の方が好き。
