great兄やん

L.A.ギャングストーリーのgreat兄やんのレビュー・感想・評価

L.A.ギャングストーリー(2012年製作の映画)
3.7
一言で言うと「毒には毒で制す」
[あらすじ]
1949年ロサンゼルス、ギャング王ミッキー・コーエンはドラッグや銃器売買、売春などで得た金で街を牛耳っていた。警察や政治家も意のままに操るコーエンに誰も歯向かえずにいたが、街の平和を取り戻すべく6人の男たちが立ち上がる。ロサンゼルス市警のジョン・オマラとジェリー・ウーターズらのチームは、身分を隠し闇社会に戦いを挑んでいく...。

評価が3.5と普通ですが、私は結構楽しめました。
でもちょっとビミョーかな〜(-_-;)...
『アンタッチャブル』が好きな人は多分満足は出来ないかも...
それでも40年代の腐敗しきったロサンゼルスの空気感やギャングや警察の睨み合いが好きな人にはハマる映画かもしれません。
それにキャストがかなり豪華。
あの『ララランド』のコンビにジョシュ・ブローリン、それにショーン・ペン...特にショーン・ペンが凄まじいほどのワルい奴を熱演してたんで、物凄く魅入ってしまいました(゜o゜)
銃撃戦もかなり見応えがあり、特に終盤のミッキーのアジトをぶっ潰す所がもう凄かったです!!
そして悪い点ですが...ツメが甘過ぎる。
最初のバー襲撃の場面や警察署からの脱出の場面など、全てにおいてツメが甘いような気がしました。
それにリーダーがかなりの脳筋頭なんで、何も考えず猪突猛進で襲撃していくんで仲間がメチャクチャ可愛そうだと思いました。
他にもツッコミどころはありますが...とにかくストーリーおろか作品自体が陳腐でありきたりな作品となってしまったのがとても残念でした。
まぁ要は深く考えて観るな!とでも言いたいんでしょうね〜...
楽しめる人には楽しめる映画でした。