なんと豪華なキャスティング。
そして実話を元にしたとは思えない、まるでギャング対ギャングの抗争劇。「The Untouchables」ほどの格調は無いけど、サクサク展開して飽きない。
ギャンブルも犯罪も経済も司法も警察もメディアまでも、LAの全てを牛耳るミッキー・コーエンを凄味を効かせた演技で演じ切ってるショーン・ペン。この人の演技の幅には本当に驚かされる。
対してLA市警の中から選りすぐったメンバーでゲリラ部隊を組織しコーエン壊滅作戦を指揮したジョン・オマラに「Sicario」や「Deadpool 2」に加え「Avengers IW」のサノス役を演じたジョシュ・ブローリン。ニック・ノルティ演じるパーカー本部長の極秘司令によるものだった。
物語の鍵となるのは「La La Land」コンビ、エマ・ストーンとライアン・ゴズリングのラブストーリー。ゴズリングは明らかに喋り方を変えてキャラ作ってたし、エマ・ストーンはやっぱりいい顔してるなぁ。
さらにMCU組からはアンソニー・マッキーと、ここでは無口なマイケル・ペーニャ。ザ・性格俳優なジョバンニ・リビシまで。監督さんは「ヴェノム」とか「ゾンビーランド」撮ってる人なんだね。
観るの躊躇してたけど、なかなか面白かった。