Kou

モンスターズ・ユニバーシティのKouのレビュー・感想・評価

4.5
『お前は怖くない。ちっとも怖くない。
でも、怖いもの知らずだ──』

※就活、終わってないけど・・・
マイペースでぼちぼち再開します笑



まさに復帰一発目にふさわしい名作でした。
子供向けアニメーションと言えども、
『ユニバーシティ』の名の通り
大学生〜社会人向けの作品でしたね。



というわけで、本作のテーマはこれ。
『“夢”は努力すれば必ず叶うもの?』です。



前作を観た方ならもうお分かりですよね。
そう、主人公マイクは夢だった「怖がらせ屋」には“なれません”でした。

つまり、テーマに対しての答えは
もう見る前から分かっちゃってるんです。


『どんなに努力しても叶わない夢もある』
ということを。



・・・うーん、私たち大人からすれば
当たり前だって思いますよね?
そんなこと、とっくに分かってるって。
でも、その分かってる大人だからこそ伝わってくるもの、伝えたいものがあるんです。



それは、
『夢が叶わなかったって、人生の終わりじゃない』
ということ。

マイクは怖がらせ屋になるため、幼い頃から努力を重ねてきました。でも・・知ってしまった。世の中には努力だけではどうにもならない「才能」ってものがあることを。



じゃあ、自分に「才能」がないと
気づいたマイクはどうしたか。
夢を諦めた?いいえ、
叶わないかもしれない夢を目指し、
“今を精一杯頑張ること”を選んだ。



前作でもわかる通り「怖がらせ屋」として働いているのは、結局、才能のあったサリーです。
でも、その横にいる「サポーター」のマイクはとても楽しそうに働いてました。



「遠回りしても夢を諦めなければ、
いつかきっと満足するものが得られるよ」
そう、マイクが教えてくれたような気がします。
大人にこそおすすめの作品です!
ぜひ観て感想教えてください!



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大学を中退し、一度は夢を諦めるも、自分を信じて、たとえ遠回りだろうと前に進んでいく。
「あれ・・これ俺かな?」
そう思うほど近しい境遇だったので、
正直入り込みすぎた感はあります。
あんなに頑張り屋ではありませんがね・・・



マイクと同じように最初は苦労はするかもしれませんが、「この仕事を選んで良かった」
そう思えるような社会人になりたいものです。



とりあえず今出来ること、頑張ってみよう。



2018年3月中旬 29本目
Kou

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