りっく

さよなら渓谷のりっくのレビュー・感想・評価

さよなら渓谷(2013年製作の映画)
3.2
とにかく蒸し暑さが充満した映画。扇風機がカタカタと動くオープニングの画でイヤな感じ。このじとーっとしたベタベタ感が人間の背負う罪としてまとわりつく。

不幸せになることを望み、幸せに近づくことを拒む。その背景にあるものを、説明台詞に頼らず、スムーズな回想場面として画で見せてくれるのはプラス。ただ隣の家で起きた事件との関係性がイマイチよく見えなかったのはマイナス。
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