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まぼろしの市街戦のsunaimaiのレビュー・感想・評価

まぼろしの市街戦(1967年製作の映画)
4.6
これは名作。全編に漲るカオス(日本だと寺山修司的な?)の奥に、戦争を起こす現代社会の異常さを鋭く批評する視点がある。衣装、音楽、動物、市街地の風景など、細部に渡るまで丹念に作り込まれた「虚構」が「現実」を凌駕してゆく様は痛快。窓から外へ旅に出るための、想像力の大切さが、みなぎっている作品。テレビ放送では伯爵の吹替えに広川太一郎!観たかったなぁ!
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