takanoひねもすのたり

フィギュアなあなたのtakanoひねもすのたりのレビュー・感想・評価

フィギュアなあなた(2013年製作の映画)
2.9
石井監督的な変態エロスファンタジー。

フィギュアを愛でる柄元佑は会社からパワハラ、リストラされてドン底に陥ったオタク青年。泥酔して因縁つけた相手が悪く逃げ込んだ廃墟ビルでマネキンが大量投棄されているのを見つけるが、その中に女子高生のコスを着た等身大フィギュア佐々木心音に目を惹かれる。

取り敢えず胸もんでみる→スカートをめくる→パンツの中を見る、は、やらずにおれないもんなんでしょうねぇ…妙に興奮して荒ぶりまくる柄本さんの変態演技がキモいけどよく似合ってた。

因縁着けた相手と廃墟にいたヤクザが、柄本をボコボコにシバキ倒すと、何故か佐々木心音がフィギュアから殺人マシーンになり彼を救うためにファイッ!
になるんですが、彼女はグラドル出身スタイルは良いけれどアクションのキレは今ひとつ。ノーパンで回し蹴り入れたり頑張ってはいるのは伝わるけれどバイオレンスが物足りない〜。

その後は柄本と心音の奇妙な同棲生活に。
基本、心音は裸、大股開きです…いやあのそこまでパンツ履かない心意気は分かるけど、せめてパンツは履いとこうよ…。

終盤は、何故か屋上でピアノを弾きながら歌う心音と謎のバレエ(もちろんノーパン)劇場。
ワイヤーで空中を舞う心音。
下からのアングルのカットが多く、いやもうお尻と股間は充分でございます…その後何故か2人の結婚式となり、あれよこれよのカオス突入。もう何がなにやら。

柄本も何度も口にするのでネタバレにならないと思うけど、これどこからが彼の夢・幻覚だったのかが焦点。

心音ちゃんのフィギュアなマグロ演技は禁忌を犯してるようなエロがあったし、スタイルも抜群でした。
しかし個人的には、壇蜜さんが抜群にエロかった…。