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最高の人生のはじめ方のkankoのレビュー・感想・評価

最高の人生のはじめ方(2012年製作の映画)
3.8
モーガン・フリーマン好きなんだけどまあ多分暖かい感動ものお話なんだろうなあと思いそんなに期待しないで鑑賞(スミマセン)

まあその通り暖かくて穏やかで見終わった後良いお話ってなるんだけどそこまでやり過ぎない感じが中々良かった。もっともっと感動させてやるって演出だと冷めてしまう。

モーガン・フリーマン演じるのは妻を亡くしてアルコール依存症?になり筆を折った元作家。その設定だとものすごく偏屈でその偏屈なお爺さんが隣の家族と触れ合うことで変わっていくと言うよくあるパターンになってしまうかなとなるんだけど今回はそこまで偏屈な感じになってなく、そこが良かった。この感じはモーガン・フリーマンのキャラにもよるかも知れない。

元作家ということでお話の中のお話もあり、そのお話が老人と隣のお母さんとのほのかな大人の恋心と繋がっていてそこも良かった。最初、え?!意外な展開と思ったけれど。

島がもっともっと話にかかわってくると思ってたらそうでもなかった(笑) 旦那さんとの離婚調停中の苦悩もそんなに描かれてなかった。そこら辺がまあ物足りなさにも個人的にはつながっている。

それにしても邦題はなんとかならないかな。最高の人生 ってつけられるだけでちょっとなあと思う自分がいる。
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