好きだった過去作をもう一度見てみようシリーズ
登場人物たちが滑稽で愚かで愛しい
戦争の愚を徹底的にカリカチュアして、なおかつブラックなコメディでもあり、ファンタジーでもある傑作
ジュニビエーブ・…
どこかで見た景色と思ったら、カリオストロの城だった。今更、私が思ったくらいなので、きっと誰かもそう思っただろう。ネットを見たらやはりそう感じた人がいた。始めの既視感は城の屋根、ルパンがほぼ垂直に駆け…
>>続きを読むいい映画ですね。
全体に漂うのん気なムードが小洒落たコメディにハマっています。
頭のいい人が作った作品なんだなと思います。
洒落ていながら狂気…。
これはズバリ、モンティ パイソンの原型。
という…
昔から観てみたいと思っていた作品。
U-NEXTで配信が始まったので。
爆破予告で全員避難した街に、取り残された精神病院の患者たち。
彼らは自分たちがなりたい自分になって自由を謳歌するというブラッ…
50年以上も前の映画としてすごいと思った。面白かった。
けど、この現代、この映画を「ブラックユーモアたっぷりの反戦映画」って諸手を挙げて賛美する気にはなれないです。
良かったのは街の風景、娼婦が…
この映画を見ているとなにが正常で、なにがそうでないか分からなくなってくる。
軍人たちはまるでピエロのようだ。
明確な目的を伴って任務にあたっているはずの主人公も、寝言のような命令に命をかける間抜けに…
このレビューはネタバレを含みます
【あらすじ】
第一次大戦下フランス、敗北していたドイツ軍は占拠したフランスの小さな村ごとイギリス軍の部隊を吹き飛ばそうと村に大量の爆薬を仕掛ける。
町の諜報員の連絡を受けたイギリス軍の大佐は、た…
戦時下におけるささやかな享楽。そこから浮かびあがる生きることの価値や活力。そんなようなことを表現したいんだろうとは思う。でも、全体的に白々しいというか浅ましいという印象が強い。
現実に絶望したから…
舞台は1918年、第一次世界大戦末期のフランス。占領していた町を放棄せざるを得なくなったドイツ軍は、町の広場に置き土産として大量の爆薬を仕掛けていく。それを知ったイギリス軍は理不尽にも伝書鳩係の男を…
>>続きを読む©1966 – Indivision Philippe de Broca