グリーンツー

終戦のエンペラーのグリーンツーのネタバレレビュー・内容・結末

終戦のエンペラー(2012年製作の映画)
1.1

このレビューはネタバレを含みます

「少年H」ほどではないにしろ、この作品は日本人にとって有害な作品。アメリカが作ったらこうなるだろうな、という感じの内容。

「戦争犯罪」なんて定義が非常に難しいし、そんなのは戦争をした経験のある国全てが犯している。第一、東京裁判みたいに戦勝国が敗戦国を「事後法」で裁くような事態は、本来あってはならない。

天皇陛下を「現人神」なんて言っているのは思わず笑った。笑い事ではないんだけど。天皇陛下が人間であることくらい、日本人なら最初から誰でも分かっている。「国王」がいない、「自由、平等」の国ならではの発想。

これで「日米友好」はないだろ…。

最後に、東京裁判の判事の一人であるパール氏の発言を。「ハル・ノートのようなものを突きつけられたら、モナコやルクセンブルグでも矛を取って戦うだろう」、彼はこう発言し、東京裁判で日本の無罪を主張した。