あゆぞう

パコと魔法の絵本のあゆぞうのレビュー・感想・評価

パコと魔法の絵本(2008年製作の映画)
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(アーカイブ)

2008年10月17日

邦画の奇跡か。

笑い30回涙20回鼻水3回の傑作。

甘いだけではなく、痛みも満載。

映画鑑賞仲間の同僚YAクン絶賛も納得。

中島作品、嫌われ松子にはあまりノレなかったが、阿倍サダヲという狂言回しがフィーチャーされていることも大きいのだろう、特異な中島ワールドに自然に入っていけた。

それにしても妻夫木恐るべし。
名優中の名優。
この役を引き受けていることじたいすごいと思うのだけれど。
涙そうそうでのリアルなキャラクター描写、キャラクター憑依さえも凌駕する超自然体。

加瀬亮もイチローのようにシュア。

木村カエラのおいしいとこどりよりも彦麿呂の潔さに拍手。

小池栄子と土屋アンナがナースの病院って…ちょっと入院したくなってみたりもし。
美乳美脚にTKOのまま退院できず。

それにしても、ジュディーオング/魅せられてと同列で吉田拓郎/人間なんてがギャグになるんだな、と笑ってしまったあとで気がつく。
時代か…。

さおりちゃんのリコーダー、そりゃどうにかしたいけど、それやっちゃだめだろ。
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