このレビューはネタバレを含みます
なんとなく社会からの疎外されているように感じていたり、所在なさを感じていたりするときに、自分のことを理解し、互いに尊敬できる他者ができたら、どうするだろうか。
きっとやはり、なるべく長く一緒にいたいとか、相手のためには尽くしたいとか、思うのではないだろうか。
ロボットである彼らにとっては、自分のパーツを差し出すことだったのではないか。
自分のパーツの一部が、愛する相手の一部として生き続けていることに、無償の愛とか親愛とかエロスみたいなのを感じた。彼らにとってはよい結末だったのかもしれない。