表向きは普通の会社だが、裏では暗殺を請け負う組織に所属する主人公。
高級テーラーが実はスパイ組織だった「キングスマン」みたいでワクワクしました。
序盤だけは。
あんなに派手な暗殺事件を連日繰り返して警察から逃げ切れるのが疑問。
構成員が多くなるほどリスクが高くなるし。せめて自殺か自然死に見せかけるなどの工夫が欲しかった。フィクション上でもリアリティは大事だと思います。
全体的には韓国映画特有の先の見えないスリリングな展開は影を潜め、ざっくり大味な印象。
途中でマセラティの明らかな宣伝映像が入ってきて、TopGearでも観てるのかと思っちゃいました。
闇の組織も会社も、映画製作も、しがらみの面倒さは変わらないんだなぁと妙に納得するタイトルでした。