マッツ・ミケルセン主演ということで、前作に続いて鑑賞。
麻薬密売人から足を洗って真面目に生きようと足掻くも、どうにもならないお話・・・なんだが、そもそも彼は少しでも真面目に生きようと足掻いたのか？私の記憶が間違っていなければ、抜け出そうという気配もほとんどなく、終始流されっぱなしだったかと。「真面目に生きよう」と心の中で思っていたとしても、何に対しても優柔不断で意志薄弱な彼では、最初から最後まで行動に移すことができない、そういうことなのだろう。
ラストでは、流されっぱなしだった彼がようやく自分の"意志"で行動を起こす。しかし、"暴発"した行動の先に幸せな結末が待っているわけもなく・・・。
